MASATOKIが考える風水の家とは、我々の祖先が古来より伝承して来た感性の中に凝縮していると考えます。
しかし、現代における日本の建築文化は我が国だけで育まれた訳ではありません。
古来より遣隋使や遣唐使等の使節団を派遣し、隣国との文化交流の中で様々な技術を吸収。
そして、自国にあった風土やその時々の時代の流行により建築は変化を遂げて来ました。
その中でも中国や韓国の陰陽のバランスが取れた建築文化は優れており、その基盤となる考えと日本特有の建築のノウハウが融合され、現在に至る建築の基礎が築かれたのだと私は感じております。
さらに、現代人の住まいを科学すれば幾つかの傾向が見えて来ます。
それは、家族の団らんの場を例に挙げても分かるように、その形態は多様化しているからです。
また、最近の住宅は地震対策からの家屋の構造や建材設備の進化の中で、昨今には未だ見ぬ未来型の斬新さと今を生きる希望がミックスされつつあります。
そう思えるのも、家族が住み・暮らす・喜びを徹底的に満たす事を理想とする新時代に入って来ているからではないでしょうか。
そのように考えれば、住む人の顔になるのはやはりリビィングだと言っても過言ではないでしょう。
もはや家は生活の単なる“寝る”“起きる”“暮らす”といったパッケージオブジェではなく、文化と伝統の中で悠久な時を感じる美意識を考慮した考えでなければ真の癒しは得られないでしょう。
一枚の戸をどのようなアングルで開くかという考えにおいても感覚や情緒的センスを要し、ドアを開閉した時に見える(感じる)微妙なアートに現代風水の極意があります。
MASATOKI考える風水美術は、限られた空間の造形にこだわった時にこそ住む人の美術がマルチになると考え、どのような造形でも適応する風水建築を手がけております。
どうぞお気軽にご相談ください。